起業をしたいと考えても、起業するためにはいくつかの手続きが必要です。そして起業した事業を続けていくためには、事業計画を立て、その事業計画を実現するための運営方法なども必要になります。起業を漠然と考えているときや、起業したものの思うように成果がでないとき、セミナーなどを受講する方法もありますが、より詳しい話や的確なアドバイスが欲しい場合、公的機関や専門家に相談することをおすすめします。
例えば経済産業省の中小企業庁では創業・ベンチャー支援を行っており、全国の起業家、起業を目指す人、そして起業支援者が情報収集や意見交換ができるSNSやデータベースなども用意されています。
また、起業するときだけでなく、起業した後の会計や税金対策なども業務も任せたい、相談したいと考えている場合、税理士や会計士に相談するのもよいでしょう。特に会社を設立した場合、設立後に税務署関連に書類を提出しなければならないことがありますし、初年度から売り上げがあった場合は税金関係の処理が問題になります。税理士や会計士に依頼をする場合、気の合う人と付き合いたいものですから、起業時から税理士や会計士に相談し、関わってもらうことは有効です。
なお、会計士や税理士は起業に強い、株式上場に強いといった特徴があるため、会計士や税理士に相談する場合は、自分の目的に合った業務を行っているところ、実績のあるところについて選択するとよいでしょう。