起業するには

長引く不況により、大手企業ですら倒産が考えられるようになり、企業に勤めていれば安心というのではないのが現在の状況です。そのため、起業を考える人は多くなってきています。起業とはリスクを負って新しく事業を起こすことであり、その方法は多様です。
モノを制作する過程をすべて自分で行ってみたい。誰かにしたがうのではなく、自分で事業のやり方を決断していきたい。会社員として仕事をしたときよりも高収入を得たいといったように起業の目的や動機は人それぞれでしょう。そして起業の仕方も、企業の目的ややりたいことなどによって様々です。例えば会社を設立するという方法もありますし、所持している資格や経験を利用して独立開業する方法もあります。起業をするには、どのような目的を持ち、どういった形で起業するのかが重要です。
そのため、起業する場合、まず事業形態を考えなければなりませんが、事業の形態にも個人事業で起業するのと、会社を設立して起業するのと2通りの方法があります。そして会社を設立するといっても会社にも種類があります。平成18年5月1日に会社法の施行により有限会社は設立できなくなったため、会社の種類は株式会社、合同会社、合名会社、合資会社の4種類になります。
どの形態で起業するのかによって、起業をするために必要な手続きが異なります。

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